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天葵子(てんきし)について

 天葵子(てんきし)は中部地方以西の日本各地、朝鮮半島、中国などに分布するキンポウゲ科の多年草、ヒメウズの塊根を乾燥したものです。アルカロイド、ラクトンなどが含まれ、抗菌作用があります。
 漢方では清熱、利尿、解毒の効があり、皮膚の化膿や腫れ物、乳腺炎、蛇による
咬傷や打撲傷、膀胱炎などに内服あるいは外用として用いられます。外用の場合は新鮮な天葵子の根をすりつぶした汁を用います。
 近年、中国では注射液による上気道炎の治療や乳癌や肝癌、リンパ肉腫などに対する臨床研究が行われています。