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鹿角膠(ろっかくきょう)について

 鹿角膠(ろっかくきょう)は鹿角(雄ジカの骨質の角)を煎じて作った膠(ニカワ)で、味が甘・鹹、性が微温です。雄シカの角を10cmくらいに切り、数日間水につけてかき混ぜ、水が澄んだあとに繰り返し煎じ、骨質が柔らかくなるまで煮つめて、膠液をろ過した後に加熱濃縮し、成型して乾燥させます。一般に縦と横は2〜3cm、長さ5cmの黒褐色の方形状で、半透明で光沢があります。
 漢方では補血・強精の効能があり、しばしば鹿角の代用に用いられる。補益作用は鹿角より強く、鹿茸よりも弱いといわれる。一般に精力の減退、肺結核による羸痩、腰痛、帯下、腫れ物、不正性器出血などに用いられます。